『ベンツの失踪 をめぐり』- 日本猿にボスはいないのか?
- 2013/09/23
- 22:57

大分県の高崎山自然動物園のボス猿が9月14日から行方不明だそうである。捜索隊を出したようだ。猿一匹に何事かと思うであろうが、この猿ただ者ではない。『伝説の猿』である。この猿を物語風に紹介してみる。*************************************************************** 高崎山の猿の群れ、B群では朝から緊張がはしっていた。急速に成り上がってきた一匹の若猿がボスに戦いを挑もうとしていた。この若猿わずか9歳で...
レオナルド・ダ・ビンチ ー 発達障害の『万能の天才』
- 2013/09/19
- 16:22

最近ダビンチが描いたもう一枚のモナリザがあるのではないかとの話がでている。モナリザはまごうことなき名画なので、数多の模写がある。それには本物を装った贋作もあるし、画家が勉強のために模写したものもある。あるいはもともとの意図が分からなくなっている物もある。現在注目を集めているのは『アイワースのモナリザ』と呼ばれているものである。これは20世紀に入りイギリスの貴族の館から発見されたとされる。『ルーブルのモナリザ』より10歳程若く...
日露戦争とロシア革命 - 踊るユダヤの金融資本
- 2013/09/13
- 17:34
20世紀に入り、日本は南下政策をとるロシアと極東で睨み合っていた。1904年2月8日ついに日露戦争の火蓋はきっておとされた。しかし戦争を始めることには始めたが、日本には戦争を支える資金がなかった。泥棒を捕らえて縄をなうごとく、日本は資金の調達に走った。当初の戦費見積もりは4億5千万円。その約3分の1を外債に依存しようとした。当時の日銀の保有外貨は約5千2百万円。つまり約1億円の外貨調達が必要であった。ポンドに換算す...
鬼の手、仏の心ー床屋外科医の歴史
- 2013/09/02
- 20:41

「鬼の手、仏の心」もう随分前のことであるが、親族が手術で入院した。その際病院の壁のどこかにこう書かれた色紙が張られていた。執刀医の座右の銘だったのだろうか・・・?手術中の医師の手は死肉を貪る鬼のように血にまみれ、一瞬の逡巡も許されないであろう。しかし心は患者を救おうと優しい仏の心に満ち溢れている。こういった意味なのだろう。手術は無事うまくいった。あれから20年以上経った今でもこ...