『感受性豊かな筋肉』とは?- 逆に流れる電気パルス
- 2014/04/25
- 16:20
以前,スキーに必要な筋肉は『感受性豊かな筋肉』だと書いた。イチローは『神経の行き渡った筋肉』という表現をしている。しかしいったいこの『感受性豊かな筋肉』とか『神経の行き渡った筋肉』というのは、どういうものなのだろうか? 筋肉の運動は脳中枢神経からの指令による。基本的には脳から電気パルスが送られると筋肉が収縮する。子供時代にカエルの足に電極をつけ通電させることで脚が伸びる実験を経験した人もいるだろ...
人は眠って自分となるー 自伝を書き続けるもう一人の自分
- 2014/04/20
- 18:12
『春眠暁を覚えず』の季節になってきた。どうも起き上がるまでしばらくベッドでぐだぐだしている。人は毎日だいたい6~8時間くらい寝る。そう考えると人生の四分の一から三分の一は布団の中で過ごしていることになる。人によっては無駄なことだと思う人もいるだろうが、これはこれで大切なことのようである。マウスに刺激を与え続け寝せないでおくと、脳に損傷を起こし、だいたい1~2週間くらいで死んでしまう。これは食物を与...
人には魂があるのか?② -小さな光の塊
- 2014/04/13
- 21:27
前回ブログで紹介した前世治療において『タエ』という人を前世に持つというクライアントが、治療後自分でその体験を文章にしている。以下紹介する。また文章にある稲垣先生とは治療をしたセラピストの名前で、当時岐阜県で公立の中学校の教頭先生をされていた。治療はこの体験記までに2回行われたようで、そのことをセッションとよんでいる。この文章は2回目のセッションの4ケ月後に書かれたものだそうだ。・・・・・・・・・...
人には魂があるのか? -人の心の深みはどこにつながっているのか?
- 2014/04/11
- 20:11

催眠術というものがある。よくテレビのバラエティなどで催眠術師と呼ばれる人が登場し、タレントなどに催眠術をかけ様々なことをさせる。例えば手を頭にのせさせ、もうその手が離れないと暗示をかけると実際その手が離れなくなる。あるいは、手を叩くと猿になると暗示をかけておき、後で手を叩くとこれも実際突然猿のしぐさをしたりする。視聴者はそれを不思議と思いながら愉快に楽しむ。これだと罪もないが、催眠...
『自分流』コブの滑り方 -『楽にコブを滑る』をめざして
- 2014/04/10
- 22:18
久しぶりにコブを滑ってみた。どうもコブは苦手である。100mダッシュをするイメージになってしまい、老齢の身にはきつい。健康のためにスキーをしているのが、逆に身体を痛めてしまいそうである。そこでコブを楽に、自在に滑るのをテーマとしてみた。 コブの地形を観察してみる。まず左右にうねった溝がある。そして溝の両サイドにはバンクがある。左右の溝のうねりの切り換え部は高くコブになっている。このコブのためにこ...
『自分流』悪雪の滑り方②-骨格で滑る
- 2014/04/03
- 20:48
今シーズン最終日の夕張マウントレースイで滑ってきた。小雨だった。ザクザクのザラメ雪の溜まり具合はそれ程ではなかったが、極限まで水を含んでいた。重かった。ターン時に返ってくる力が半端じゃなかった。とても筋力で支え続けれる力ではなかった。骨格で支えなければ身体がもたない。骨格で支えるとは体軸を長くしてターンの抵抗に耐えることである。違う言い方をすると、くの字姿勢ではなくストレート内傾気味に滑るという...
アイヌとクジラ ー『チャランケ岩』の伝説
- 2014/04/02
- 22:34

今朝の新聞の地方版にクジラの漂着の記事が載っていた。小樽の海岸に体長約5m程のクジラの死骸が昨日漂着したそうだ。身体はそれ程傷んでいなかったようである。今では珍しいことだが、昔はよくあったようだ。 私が生まれた北海道の田舎町と隣町の海岸線の境界付近の岩場に『チャランケ岩』というものがある。この岩には伝説がある。ここでもかつてクジラが漂着したとのことだ。アイヌの時代の事である...
天秤のクイズ
- 2014/04/01
- 21:52
知り合いの弁護士にいわゆる弁護士バッジを見せてもらった。周囲に花びらが、中央に天秤がデザインされていた。 古代エジプトの『死者の書』によると死後楽園行きと、そうでない者を分けるのに天秤が使われることになっていた。真理を司る女神マアトの『真実の羽根』を天秤の右の皿に、死者の心臓が左の皿にのせられる。すでに死んでいるので、この心臓は魂そのものということになるのかも知れない。釣り合えばその死者はアアル...