【アイヌとオホーツク人】 - 『侵略の歴史』
- 2014/08/30
- 16:25

今週前半、観光で礼文島へ行ってきた。なにやら50年に一度という大雨の直後ということで、市街地では土砂の除去やら道路の洗浄などに追われていた。通行止めの箇所もあったが、どこも空いてて良かったといったこともあった。礼文島は海も山もきれいで、景色はまるで北アイルランドのようであった。澄海岬では様々な角度の柱状節理がみられ、ダイナミックで圧倒された。 礼文町郷土資料館へも行ってみた。展示物を見て回って、...
【土屋 太鳳(たお)】 - 自分の余生の楽しみ
- 2014/08/23
- 11:22

NHKの朝ドラを見た。今は『花子とアン』である。普通、朝ドラは見るというより、時計がわりに付けてつけている程度である。ところが、主人公花子の妹、『もも』が北海道から東京に逃げてきた。衣食にも事欠く貧乏の中、連れ合いが病気で逝ってしまい、居場所がなくなったということのようだ。 自分の知り合いの女性にも道北の開拓部落出身の人がいた。1950年代だと思うのだが、まだ電気は無く、ランプでの生活だったとい...
【御巣鷹の尾根、日航機墜落の謎】3 - 『九ちゃんの帰宅』
- 2014/08/19
- 08:08

涙くんさよなら さよなら涙くん また会う日まで 君は僕の友達だ この世は悲しいことだらけ 君なしではとても 生きて行けそうもない だけど僕は恋をした 素晴らしい恋なんだ だからしばらくは君と 会わずに暮らせるだろう 涙くんさよなら さよなら涙くん また会う日まで 涙くん...
【御巣鷹の尾根、日航機墜落の謎】2 - 時間差による衝撃音発生場所の特定
- 2014/08/17
- 20:26

8月12日放送の日航機墜落のテレビ番組をたまたま見たことから、この事故に疑問をもった。そこで、もう一度この番組を見てみたいと思った。そうしたら、なんともうユー・チューブにアップされていた。感謝しながら、見返してみた。『8.12・日航機墜落30回目の夏』という題が付いていた。フジテレビの制作であった。 その中で気になった箇所があった。ボイスレコーダーの記録から3回衝撃音が聞き取れるという。そして1...
【御巣鷹の尾根、日航機墜落の謎】 - 『坂本九ら乗客乗員の最期』
- 2014/08/15
- 16:08

1ケ月程前、栗山町にある坂本九記念館に立ち寄った。札幌から東に40Km程の所にある。近くの温泉に行く途中の道すがら、気まぐれで寄った。九ちゃんは子供の頃テレビで『夢であいましょう』を毎週のように見ていて、その頃からのファンだった。『上を向いて歩こう』はこの番組で生まれた。そういえば、九ちゃんは日航機事故で亡くなったんだよなと、そこで改めて思い出した。羽田発大阪行きの日航機123便墜落事故は19...
『シャボン玉とオーブ』 - 『オーブと火の玉』
- 2014/08/12
- 13:24

二軒隣で子供達が家庭用プールに入りシャボン玉遊びをしていた。シャボン玉が風に乗り、道路を横切って飛んで行った。 『シャボン玉飛んだ 屋根まで飛んだ 屋根まで飛んで こわれて消えた シャボン玉消えた 飛ばずに消えた 産まれてすぐに こわれて消えた 風、風、吹くな シャボン玉飛ばそ』 この歌の作詞は野口雨情だが、彼の個人的な体験から歌が生まれたという...
【上原ひろみの原点】 - 『言語以前の人類』
- 2014/08/09
- 00:35

上原ひろみというジャズプレイヤーがいる。鍵盤楽器を演奏する。2011年、若干32歳にて参加したスタンリー・クラーク・バンドにてアメリカ音楽界最高の栄誉であるグラミー賞受賞。それ以前にも2004年に日本ゴールドディスク大賞でジャズ・アルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞。『サラウンド・ミュージック・アワード<ニュースター賞>』を受賞。その他にも、様々な賞を受賞している。 日本人で今までこんなジ...
【閑さや 岩にしみ入る 蝉の声】 - 『芭蕉とシャーマンとアインシュタイン』
- 2014/08/01
- 19:46

【立石寺】 札幌でも郊外では蝉の声が聞こえてくる季節となった。蝉の声を題材にした俳句の代表作といえば、やはりこの句だろう。 『閑(しずか)さや 岩にしみ入る 蝉の声』 松尾芭蕉の作である。この句は立石寺(りっしゃくじ)にて1689年7月13日に詠まれたとされる。東北、北陸と日本各地を旅行した際に書かれた『奥の細道』に、この句は収め...