自分流『外足ターン』 - そこからの両脚ターンへの展開
- 2015/02/20
- 15:48
『内足ターン』に続いて今度は『外足ターン』に挑戦してみた。外足一本でのターンである。これも段階を踏んでみた。まず、『ザイトルッチェン』である。斜め前方に横滑りをした。面白いことに持ち上げた山スキーがスキーのトップ側で谷スキーにクロスする。これは滑りを安定させるのに姿勢が外向傾になる。そのため外腰が回り、持ち上げた山スキーのトップが谷を向くということのようだ。谷側のヘソの横の腹筋を使い『くの字姿勢...
自分流『内足ターン』 - そこからの両脚ターンへの展開
- 2015/02/18
- 05:28
内足ターンを練習してみた。内足ターンは中々気持ちが良い。自分はストレート内傾気味に内足ターンをするので、遠心力に乗るのが楽しい。しかし、久しぶりにするので要領を忘れてしまった。そこで基本練習から入った。まず山足一本に乗り、斜め前方に横ずれで滑った。『ザイトルッチェン』である。これがバランス良く、一定の幅のシュプールで滑れるようになったら、次は『ギルランディ』をした。斜め方向の連続ターンである。こ...
『スキーの起源』④ - 【ロシアの岩絵】
- 2015/02/16
- 19:55

ここに1枚の絵がある。3名の人が3匹の雌のヘラジカのような動物の狩りをしている。先頭の狩人は回り込んで、先頭の動物を見事弓矢で射止めている。2番目の狩人は2番目の動物をロープで生け捕りしたようだ。そして3番目の狩人は今まさに3番目の動物を矢で射ようとしている。動物の後ろには足跡が転々と続いている。また人の後ろにも何かの跡が続いている。これはどうもスキーの跡のようである。狩人の足には確かにスキーの...
『スキーの起源』 ③- 【文献からの考察】
- 2015/02/15
- 22:12
多くの記録というものは文字によってなされる。しかし、文字というものを人類が手にしたのはそんなに古いことではない。記号のような初期の原文字が初めて使われるようになったのが約5000年前くらい前だと考えられている。しかしそれはごく一部の地域である。アイヌ民族は結局文字を持たなかったし、日本人は中国の漢字を借用し、今でもそうしている。その漢字を借用して書いた日本最古の書物は『古事記』で8世紀のことであ...
『カービングターンの呪縛からの解放』 - 【山回りあっての谷回り】
- 2015/02/12
- 22:26
テイネの女子大回転コースをノンストップで滑ってみた。年齢とともに自分の体力はひどく落ちている。1000m走をすれば、小学校の4年生男子の平均くらいのタイムで走りきれるのだろうか?それが、前回出来るだけゆっくり滑るという基本練習をしたところ、女子大回転コースをノンストップで滑れた。そこで今回はそれ程ゆっくりではなく、『流す』イメージでノンストップで滑ってみた。テイネの女子大回転コースは一応オリンピ...
『スキーの起源』② - 【古代幻視】
- 2015/02/10
- 20:55

【バイカル湖】 シベリアは極寒の地である。冬季間は摂氏マイナス40°を下回ることも珍しくない。そのシベリアのバイカル湖周辺に数万年前に住み着いた人類がいた。バイカル湖、あるいはその周辺は食料となる動植物がとてもに豊かであった。クロテン・オオヤマネコ・クマ・リス・シカ・カワウソ・ヘラジカ・トナカイ・イノシシ・ノロジカ・ビーバー・淡水魚・エビ・アザラシそして松...
『急斜面の滑り方』 - 【カナダからの提言】
- 2015/02/07
- 11:51

2月をむかえ、今回のスキーシーズンも中盤にさしかかった。昨日はテイネスキー場で滑ってきたが、テーマは『急斜面を自在に滑る』ということにした。もう少し詳しく言うと、整地の急斜面である。テイネの女子大回転コースは最大斜度が28°くらいなので、まあ急斜面として良いだろう。急斜面の技術といっても、緩中斜面で滑る技術とそう変わるところはないような気もする。しかし、自在に滑るという意味では確かに...
『スキーの起源』① - 【潟スキーについて】
- 2015/02/05
- 20:59

日本にレリヒ少佐がスキーを伝えて100年ちょっとになる。また日本に初めてスキーを持ち込んで普及したのは札幌農学校の講師をしていたハンス・コラーだという説もある。どちらにしても日本には西洋からスキーがもたらされた。従って、日本人の意識にはスキーとは西洋のスポーツだという観念がある。確かに近代スポーツとしてのスキーはその通りだろう。しかし時代をより遡って考察した場合どうなるだろうか? 間宮海峡を発見...