自分流『ジャンプ・ターン』 - そこから【抜けるターン】へ
- 2015/03/30
- 20:41
ジャンプ・ターンをしてみた。ジャンプ・ターンは1970年代頃まではターンの基本的な技術の一つとされてきた。かつてのスキー板は長く、サイドカーブも浅くて曲げるのに苦労した。そこで伸び上がってスキーの滑走面が雪面を押す力を弱めて谷回りをし、後は踵の押し出しで山回りをした。そしてそれを強く伸び上がるとスキー板は雪面を離れジャンプ・ターンとなった。極端なストレッチ・ターンがジャンプ・ターンだともいえるだ...
自分流『クラマー・ターン』 - 【カービング・ターンの原理】
- 2015/03/27
- 11:59
クラマー・ターンを練習してみた。これはグリュニンゲン・ターンとも言われる。この二人は共にトップクラスのワールド・カップ・レーサーだった。クラマー( Franz Klammer) はダウンヒルのスペシャリストだったし、グリュニンゲン(Michael von Grünigen)は大回転を得意としていた。クラマー・ターンとはどういうターンかというと、内脚を尻が雪面に着く程にたたみ込み、外脚をカヌーのアウトリガーのように伸ばしてターンす...
自分流『360°ターン』 - 【グレード・アップへの一つのドリル】
- 2015/03/21
- 14:40
巷では春の甲子園が始まったようだ。先程、テレビで開会式が放映されていた。ところが、当方のスキーシーズンはまだ終わっていない。昨日は360°ターンをテーマとしてみた。 スキー技術で360°ターンといえば、2種類ある。一つはジャンプして空中で水平に360°ターンする技術で、これはヘリコプター・ターンとも言われる。もう一つはスキー板を雪面に接したまま360°ターンする技術である。昨日テーマにしたのは後者で...
自分流『後ろ滑り』 - 【新たな領域】の拡大
- 2015/03/17
- 20:09
後ろ向きで滑ってみた。後ろ向きに滑るのは、トレーニングとして結構やっていた。これはトップ側の雪面抵抗を感じ取れるようになるのに良い方法だと思っていたからだ。しかし、あくまで前滑りのためのトレーニングだったので、山道コースでちょっと滑る程度であった。これをちゃんとしたコースでやってみた。この時期になるとコースにスキーヤーがまばらとなり、衝突の危険性もうすれる。ただ人は背中に眼が無いので、滑っていく...
自分流スキー術-『ナンバ』で 『マンボ』
- 2015/03/15
- 14:09
昨日は一日『マンボ』で滑ってきた。ほとんどの方は一体何のことかと思うであろう。しかし、これもスキーの一つの滑り方なのだ。ターンに際し上半身の向きが先行し、下半身がそれに追随する。一般に『マンボ』(Mambo)といえばキューバン・ミュージックとそれに伴うダンスのことである。リズミカルなコンガなどの打楽器と派手なブラスの音が特徴である。南国とラテンの開放感に満ち溢れている。かつて、その音楽が気に入った一人...
自分流『内足小回りターン』 - そこからのコブへの展開
- 2015/03/07
- 10:48
内足の小回りターンをやってみた。大回りの内足ターンはすでに検討済である。そのリズムを速めれば良いと思った。しかし、実際にそうやっても中々上手くいかない。やたら忙しい。これは、身体の軸を長く保ったまま斜滑降方向に迎い角をつくるのを繰り返すせいだと考えた。そこで、単純に重心をフォールラインに沿わせ落としていくようにした。身体が落下していくのを、内スキーを回旋させ止めるだけである。ターン弧を描くのでは...
自分流『バタフライ・ターン』 - 再び【身を捨ててこそ・・・】
- 2015/03/04
- 22:55
今日はバタフライ・ターンをテーマとした。外スキーをひっくり反して背中に担ぐようにして行なう内足ターンである。世界的にはロイヤル・ターンと呼ぶのが一般的なようだ。ところが面白いことに、この名称は誤解から生まれたようだ。実はこのターンはオーストリア生まれのフィリッツ・ローエル(Firitz・Reuel)という人が考案した。そこで最初は『The Reuel』と言われていた。『ローエルさんの例のヤツ』といった感じだろうか?...
『スキーの起源』⑤ - 【中央アジアの岩絵】
- 2015/03/01
- 07:53

(写真ー1) この岩絵(写真ー1)はモンゴル・アルタイ山脈岩絵群の中の一つである。 ここの岩絵群はBC11000年頃からAD900年頃にわたって描かれたとされている。 その数は数千点におよぶ。 世界遺産なのだそうだ。 現在も毛皮スキーで狩猟をするトゥバ族が住んでいる、ロシア・トゥバ共和国の境界から約10...