『ピラミッドの謎』 - 【富士山とピラミッド】
- 2015/09/29
- 19:26

日本の象徴富士山である。一生の内に一度は富士山に登りたい、あるいは山頂から御来光を拝みたいと多くの日本人は思っているだろう。各地にも○○富士というものが数多くあり、私の住む北海道でも羊蹄山が蝦夷富士と呼ばれている。それくらい日本人は富士山を大切に思ってきた。昔から霊山とされる。しかし、なぜ富士山が神の宿る霊山として山岳信仰の対象とされてきたのだろうか? 富士山は日本で最も高い山である事は...
『ピラミッド建造の謎』Ⅲ - 【60t花崗岩の組み立て】
- 2015/09/25
- 19:11

前回のブログでフク王のピラミッドの60tもの花崗岩が地上約50mの王の間建造場所まで搬入できる可能性について述べた。それは、『カウンター・ウェート方式』というエレベーターの原理を利用するものだった。さてそこで次は、一応地上50mの平面まで60tもの花崗岩ブロックが運ばれたとして、それをどう持ち上げ、重力軽減の間を組み立てるかということについて考えてみる。王の間とその上の重力軽減の間はこのような構造になっ...
『ピラミッド建造の謎』Ⅱ - 【60t花崗岩の運び上げ】
- 2015/09/22
- 13:43

先日クフ王のピラミッド建造にメーンで使用した約2.5tの石灰石ブロックの運搬設置について自分なりの仮説を提示した。それはシャドゥフという水の汲み上げ装置をクレーンに応用したのではないか、といったものだった。しかし、ピラミッドの建造にはもっと重い石材も使われている。重力軽減の間ともいわれる王の間の上部には、1個60tもの花崗岩が使用されている。王の間の高さは地上から約50mだという。この高さまで60tの花...
『ピラミッド建造の謎』 - 【シャドゥフの応用】
- 2015/09/17
- 21:36

まったく凄いものである。ひたすら石のブロックを積み上げ、この山を造り上げたわけである。それもまだ何の動力もなく、人力だけででやり遂げたのだという。最大のフク王のピラミッドの場合、完成当時の高さは146.6m、底辺は230.37mだったという。積み上げられた石ブロックの個数約270万~280万個。そのブロックの重量は平均で2.5t。ピラミッドの建造で何が一番凄いかというと、やはりこのブロックを上に運び上げ...
『スフィンクスの謎』Ⅲ - いつ建造されたのか?】
- 2015/09/13
- 21:44

スフィンクスは彫刻だという。石灰岩のギザの台地を削って、この形を掘り出したのだという。しかし建造から数千年も経過し、かなり痛みが見られる。石灰岩の地層にも、硬いところや柔らかい層があるのだろう。その風化にも違いが見られ、水平に段々になっている。風化には温度差や風や塩が影響しているとされている。しかし、最近違う考え方をする人も出てきている。次の画像を見てみよう。 これはスフィンクス...
『スフィンクスの謎』Ⅱ - 【元々のっていた頭部は何?】
- 2015/09/12
- 14:55

さて、前回のブログでスフィンクスの頭部はカフラー王によって、自分の頭部彫像に置き替えられたのだろうと書いた。それでは、それまではどのような頭部がスフィンクス身体にのっていたのだろうか?まずそれを検討する前に、そもそもギザ台地というものはどのようなものだったのかを考えてみる。 ここにギザを写した1枚の写真がある。このようなものである。 ナイル川の洪水の際の写真である。恐らく上空から、アスワン...
『スフィンクスの謎』 - 【頭部はすげ替えられた?】
- 2015/09/09
- 20:15

テレビで『エジプト物』があると、大抵観る。ギザ台地の3大ピラミッドやスフィンクスを見ながら、4000年も5000年も昔の人がどうやってあんなに巨大な建造物を造れたのか、いつも不思議に思う。いっそ、超古代文明でも想定した方が理解しやすい気もする。しかし超古代文明を想定するという事は、殆ど思考を放棄することに等しいような気もして、私は潔しとしない。 先日そんな『エジプト物』をテレビで観ていて驚...
『不明マレーシア機の謎』Ⅵ - 【オーストラリア沖の融けて消えた漂流物】
- 2015/09/01
- 19:57

2014年3月8日、マレーシアのクアラルンプール発北京行のマレーシア航空機370便が消息を絶つ。そして乗客227名、乗務員12名の合計239名が消息不明となる。その後いくつかの情報はもたらされたが、いずれも370便とは無関係とされた。そしてそれから12日後の3月20日にオーストラリアのアボット首相からの突然の声明があった。議会の最中の緊急の声明であった。以下引用する。 『マレーシア航空MH370便...