『男の料理』 - 【ストック出汁】
- 2015/12/29
- 11:12

最近個人的な諸事情から料理をする機会が増えた。そこで最近覚えた技が出汁(だし)のストックだ。インスタント調味料でもそれなりには美味しいのだが、ちょっと今一といった感じがする。といって、自分でコンブや鰹節から一々出汁をとるのは中々面倒だ。そこで出汁を作り置きする事にした。材料は煮干しと、さば節が主成分の厚削り。共に近所のスーパーで買えるものだ。それを圧力鍋で煮出す。煮干しのはらわたは苦味が出るので...
『三浦敬三氏と雄一郎氏』 - 【勝手に思う私との縁】
- 2015/12/23
- 15:13

【三浦敬三・雄一郎親子】 先週しばらくご無沙汰していた叔母から電話があったので、顔を出してきた。叔母は同じ札幌市内で一人暮らしをしている。配偶者の叔父は医者だったのだが、40歳そこそこで若くして交通事故で亡くなった。それから叔母は3人の子供を一人で育て上げた。だから人当たりは良いのだが、何か自分の確固とした人生哲学といったものを持っているのを感じる。...
『ポジショニングで楽に滑る』 - 【舵を船首に付けた舟と水上スキー】
- 2015/12/19
- 17:54

【羊蹄山、中山峠から、2015年12月12日】 羊蹄山がきれいだった。 さて、初滑りからゆっくり動きながらポジショニングで滑る事を心掛けてきたのだが、現在考えている事をまとめてみる。まずスキーを滑る際に最も根本に意識すべき事はどういう事かといいう事である。70年代にワールドカップ選手だった海和氏の言葉にこういったものがある。『スキーは落下をスキーという板によって受け止めるスポ...
『猪谷千春の技術の軌跡』 - 【極限の滑り】
- 2015/12/15
- 15:20

【1952年、20歳】 素晴らしいエア・ターンである。空中だというのに非常に安定している。余裕もうかがえる。こんなものどおった事ないよといった感じである。これは1952年の猪谷千春氏が20歳の時の画像である。それから、随分日本国内のスキー環境は整備されただろう。しかし、これだけのスキー技術を持ったスキーヤーが今の日本にどれだけいるだろうか?一体このようなレ...
『減速のカービングターンを求めて』 - 【自衛隊滑りから学ぶ事】
- 2015/12/13
- 20:16

【中山峠スキー場、2015.12.08】 中山峠スキー場に行ったら霧氷が美しかった。山全体の樹木の枝に雪が結晶を結んでいた。もしこのような造形物を人為的に作ろうとしたら、膨大な時間と経費を費やすだろう。それがタダで見れるわけである。なんと得で贅沢な事だろうか。 さて今シーズンの初滑りから2週間程たった。この時点で今考えている事の一つを書いてみる。それは『減速...
『猪谷千春のライバル』 - 【謎のオジサン】
- 2015/12/07
- 14:11

【見晴スキー場】 私が小学生の子供の頃、道南の小さなスキー場で滑っていた。『見晴スキー場』といった。夏は農作物を作っている傾斜地がスキー場となった。その内に土地の所有者の農家が冬の間そこにロープトウを設置して、臨時収入源とするようになった。当時は『白銀は招くよ』とか『黒い稲妻』といったトニー・ザイラー主演映画の影響もあってか、その田舎の畑...
【日航機墜落の謎】 - 『レンジャー達のその後』
- 2015/12/05
- 12:16

昨日も中山峠スキー場は自衛隊員でいっぱいだった。スキー客の9割方が自衛隊員だった。そしてこれらを指導する最上級者は『冬戦教(冬季戦技教育隊)』に所属しているのだろう。実は私も彼らから講習を受けたこともある。『冬戦教』と聞くと思い出す事がある。それは喉の奥に刺さった魚の小骨のように、長く気にかかったままであった。大した根拠もない事なのだが、どうもいつまでも心に残っている。まあ、それにつ...
『鉛直線上にある自衛隊滑りの体軸』 - 【一般スキーヤーが学ぶ点】
- 2015/12/02
- 21:06

【中山峠スキー場、2015.12.1】 ちょっと吹雪気味だったが、時間が空いたので中山峠スキー場へ行ってきた。車を降りる時に温度計をみてみると-7℃だった。そんな中、自衛隊の車両が10台以上駐車場に停まっていて、スキーの講習をしていた。上手な人が多かったので、スキー指導教官達の講習かなにかだったのだろう。いつも感心するのだが、よくもあのようなスキー用具で斜面を滑るものだと思う。スキー...