ロイヤルターン(バタフライターン)
- 2016/12/28
- 18:02
細いシュプールと太いシュプールの描き方 ー カービングとスキッディング
- 2016/12/26
- 22:27
前回ターン弧の深さをどのように調整するかについて書いた。ターン始動時の、腰の左右内側への移動量によるわけである。今回はシュプールの幅をどのように調整するかという事について書いてみる。カービングとスキッディングの滑り分けといっても良い。細いシュプールを描くには、先落しのタイミングの合わせて、腰を移動する方向をターン弧の左右内側だけではなく、より谷下方に落とし込む。そうするとターン導入の際の荷...
レースイのゴンドラに乗りながら思った事
- 2016/12/24
- 22:29

雪がついたようなので、本日は夕張マウントレースイに行ってきた。レースイは珍しいくらい雪がたっぷり積もっていた。 ゴンドラに乗りながら、高校時代のスキー部の友人の事を思い出していた。スキー部といっても部員は全員で7名程度で、のんびりとした同好会のようなものだった。彼は夕張の中学の出身だった。私の子供時代、夕張の中学はスキーの名門だった。三菱鉱業といった炭鉱会社の手厚い援助もあったのだろ...
ズレの小回りから、ターン一般へのアプローチ
- 2016/12/22
- 21:32

ズレの小回りからスキーターン一般にアプローチしてみた。ピボットにより、ブーツはなるべく真下に真っ直ぐのラインを移動させる。スキー板は真横になるくらいしっかりと回し込む。ここではまずあまりターン弧を描かない。両肩のラインはなるべく谷側に向けっぱなしにし、腰を強く捻る。この動きを基本形とする。基本形の動きに慣れたら、今度はスキー板の先落としのタイミングの合わせて、腰をターン弧の内側に移動さ...
ターンのおける2種類の荷重
- 2016/12/20
- 21:04

【クラマーターン】 【プルークターン】 スキーを滑っていて感じるのだが、スキーにおける『荷重』とは2種類あるような気がする。一つは雪面抵抗を捉えることによって起こる『荷重』。もう一つは体重を支えることによって起こる『荷重』である。上の左の画像はクラマーターンで滑った時のものだが、左外足が雪面抵抗を捉え強い『荷重』を生み出している。右内足は重心の下にあり...
物理現象としてのスキーターン - 内外スキーへの荷重配分
- 2016/12/18
- 20:21

車のハンドルを切ると、外側のタイヤのスプリングが圧縮される。これは外側のタイヤの方が内側のタイヤより荷重がかかるからである。普通は内側のタイヤが浮くことはないので、内側と外側のタイヤはある荷重配分がなされる。それは、車の重さやスピードや弧の大きさといった条件で決定されるものだろう。これは物理現象である。スキーのターンも同種の物理現象である。従って、外スキーと内スキーはスキーヤーの体重や...
『ニュートラル・ポジション』について - ターン弧の決定
- 2016/12/15
- 20:57

スキー用語に『ニュートラル・ポジション』というものがある。ニュートラルとは『中立』という意味なので、ニュートラル・ポジションとは『中立の位置』といったことになるのだろう。そこで何が中立かというと、スキー板の角付けが左右どちらにもされていないフラットの状態ということになる。矢印の状態である。そこで自分で滑ってみて、そのスキー板が斜面にフラットになる瞬間を感じてみようとした。ところが実際のとこ...
カービング板のおける『荷重抜重』
- 2016/12/14
- 11:33

自分が子供の頃のスキー上級者かどうかの目安は、スキー板をそろえてパラレルターンが出来るかどうかだった。当時のスキー板は細く長く、サイドカーブはほとんどなく、たいていの板には金属製のエッジさえついていなかった。滑走面にはラッカーを塗り、幾分か滑べるようにした。今からすると、ほとんど板切れのようなスキー板でパラレルターンするには、それなりの技術を必要とした。その技術の柱が『荷重抜重』だっ...