男と女の間には・・・。
- 2017/04/30
- 09:23

私は現在ある事情から一人の弁護士と主張をぶつけ合う羽目に陥っている。そこで私はとても不思議な思いにかられる。一般的なイメージとして、弁護士というものは高度に論理的な思考を展開するものだとされるだろう。そして、そのベーシックなものとして『法律』がある。違う言い方をすれば、弁護士とは成立した法律を駆使して、自分あるいはクライアントの正当性を理路整然と主張する職業であろう。私はそう思っていた...
スキーターンにおける『遠心力』と『アンギュレイション』について
- 2017/04/21
- 20:31

スキーターンにおける『遠心力』については数年前から気にかかり、考え続けている。ターン中のスキーヤーには『遠心力』がかかるので、角付けをし、身体の重心をターン弧の内側にもってこなければならないとされる。いわゆる『アンギュレイション』である。たいていのスキーの技術書にはそう書かれている。ほとんど定説である。しかし、果たしてそうなのだろうか? 遠心力はターン弧の接線と垂直の外側方向に働くとされる。そ...
引き継がれた父のバイオリン
- 2017/04/18
- 14:23

【従姉の孫達】 去年の事だったが、横浜に住む従姉の3人の孫達が夏休みに北海道へ遊びに来た。そこで、小さなファミリーコンサートのようなことをした。バイオリンを演奏してくれた。その演奏を聴きながら、私はあることを思い出していた。父は20年程前に亡くなったのだが、私が小学生の頃までは時々バイオリンを弾いていた。その演奏は、簡単な曲のメロディーをなぞるのが手一杯という感...
スキーの滑り方の類型化
- 2017/04/15
- 14:41

私は滑り方を類型化するのが結構好きである。類型化することにより、全体が整理整頓される感じがして、掃除が終わった後のようで気持が良い。多分これは人間の特性の一つなのだろうと思う。無秩序の中から秩序を読み取ろうとする、精神の働きである。人類は今まで様々なものを分類、整理することで、認識に組み込んできた。さてそれでは、一定の観点から滑りを類型化してみる。 まず、切り換え時における重心の上下動という観...
雪山を汚すチンピラ達
- 2017/04/13
- 20:07

この前の日曜日だったが、テイネハイランドでスキーを楽しんでいた。一番下のパラダイスコースでゆっくりと基本の身体の動きとそれによる雪面抵抗を確認していた。このコースはテイネハイランドでもっとも初級者用のコースで、アジア系の観光客もここで滑ったりしている。ところが、斜面が終了する直前で一人のスキーヤーが私の横をすり抜けていった。そして、何か叫んでいた。どうも『危ねえだろう。』とか...
皇室とスキー
- 2017/04/09
- 22:40

テレビのニュースで愛子さまが何やらインタビューを受けていた。学習院の女子高等科の入学式だったようである。顔を見ると、見事に逆パンダ状態である。春休みに奥志賀でしばらくスキーを楽しんでいたとの事だった。随分健康そうで、精神的なトラブルを抱えていたとは思えなかった。スキーはこういった療法にも良いのかもしれない。 私は皇室を見ていると、失礼ながらどうしても気の毒な一族だなあと思ってしまう。江...
トップコントロールでのテールのズラシ技法
- 2017/04/06
- 22:43

今日のスキー場は完全に春の陽気だった。気温は10℃を越えていただろう。当然雪はザクザク。ところが、これがまた面白い。雪がザクザクなので、当然雪の抵抗が大きくなる。そこで普通は嫌になる人が多いのだろうが、しかしこれを逆に楽しむ事もできる。抵抗が大きい分だけ、冬では感じ取れないことを感じる事が出来る。今日感じたのは、トップを抑えて作った回旋力でテールをズラせるということだった。テールのズ...
テイネの融雪剤散布
- 2017/04/04
- 22:21

テイネにスキーに行ったら、ヘリコプターが飛び回っていた。クローズしたスキーエリアの駐車場が発着基地となっていた。つい先週まで私も車を停めていたところだ。何をしているのか係の人に聞いたら、ゴルフコースに融雪剤を撒いているとのことだった。シーズンはスキーからゴルフに移りつつあるようだ。ヘリがホバリングしては融雪剤を新たに満杯にした散布機を次々と吊り上げては散布していた。操縦士の腕前はか...
宮沢賢治の原点
- 2017/04/03
- 20:37

テレビで宮沢賢治をテーマにした番組をやっていた。それを見ながら、ぼんやりと考えていた。『宮沢賢治とは、一体なんなのだろうか?』 宮沢賢治の存在が我家にもたらされたのは、かなり早い時期である。私の父方の祖母の姉が盛岡の女学校の教師をしていた。祖母の姉は生涯独身だったこともあり、学校が休みの時など良く祖父母の家に遊びにきていた。そこで奇妙な人の話を伝えた。法華太鼓を打ち鳴らし、南無妙法蓮...
春の雪での滑り方
- 2017/04/01
- 10:32

さすがに北海道でも4月のなるとスキー場の雪が腐ってくる。水分を多くふくみ、ザクザクと重くなる。そうなると、中々ターンもするのもバランスをとるのも難しくなるし疲れる。楽しくなくなり、まだ雪があるというのにスキー場から足が遠のく。中にはサッサとスキー板をしまい込んでしまう人もいる。でもこれは勿体ない事である。そこで、こんな雪質でも楽に楽しく滑れる方法を考えてみた。 なんで春の雪でターンしず...