アリの引っ越し - 誰が指示を出してるの?
- 2017/08/31
- 21:53

アリの群れが米粒のようなものを抱えて運んでいた。玄関先のフラワーポットに巣を作るようである。近くで見ると、白い米粒のようなものはフニャフニャしたものと、形がしっかりしたものがあるので、多分幼虫とサナギなのだろう。 このように幼虫やサナギをアリが集団で運んでいると、一般的に『引っ越し』と思うが、そうでない場合もあるようだ。それは、『奴隷狩り』である。『サムライアリ』という種類...
糖尿病と『抹茶』『大麦若葉』
- 2017/08/28
- 22:42

どうも最近血糖値が上り気味のようだ。寝ていてやたら喉が渇く。また、足の裏の感覚が鈍いところがある。老眼のせいもあるのだろうが、目がかすむこともある。5月の血液検査の結果ではHbA1C(NGSP)の数値が6.5だった。糖尿病の判定ギリギリといったところだろうか?糖尿は合併症が怖い。人工透析にもつながる。そこで『抹茶』と『大麦若葉』を混ぜて飲み始めた。別に根拠があったわけではなかったが、何となく良...
札幌の開祖、志村鐵一と吉田茂八
- 2017/08/26
- 19:11

札幌の今の人口は190万人を越えたという。日本で5番目の大都市である。ところで、ここに1枚の古地図がある。約150年程前のものである。これが、どこの地図かというと、札幌の地図なのだという。その時札幌に住んでいた和人は僅か2戸、7名だったという。当時この地が190万都市となるとは、誰も想像できなかっただろう。地図の手前側に『鉄一』と書かれているのが『志村鉄一』、奥に書かれている『モハ』...
晩夏の珍客コムクドリ
- 2017/08/24
- 21:05

数日前から、我家の歩道沿いの庭木を鳥の群れが夜間のねぐらとしている。木の葉に隠れてよくは分からないのだが、4~5百羽はいるだろう。普段はカラスの夫婦がいるのだが、どうも多勢に無勢ということで、追い出されているようだ。一羽一羽だとチュルチュルと可愛い声なのだが、その数百羽が一斉に鳴くと殆ど『蝉しぐれ』である。数日で歩道の上が糞と抜けた羽根で白くなった。葉や小枝も落とす。 ...
『赤い靴はいてた女の子』 - 【野口雨情の社会批判】
- 2017/08/22
- 21:59

【留寿都村、赤い靴公園、「母思像」】 【横浜市、山下公園、「赤い靴はいた女の子像」】 1. 赤い靴(くつ) はいてた 女の子 異人(いじん)さんに つれられて 行っちゃった 2. 横浜の 埠頭(はとば)から 汽船(ふね)に乗って 異人さんに つれられて 行っちゃった 3. 今では 青い目に なっちゃって 異人さんの...
復活した父のバイオリン
- 2017/08/20
- 21:46

昨年、従姉の孫に亡くなった父のバイオリンを譲った。そのバイオリンは手直しされて立派に復活した。盆前に横浜に住むその子がわざわざ私の母が住んでいる田舎まで来てくれて、お礼の演奏を聴かせてくれた。父の位牌のすぐ脇での演奏である。きっと父も喜んだだろう。 この子は中学生でスキー部に入っているそうである。来シーズンは私がスキーを教えてあげることになった。若い人が、次の時代を生きる。...
『四万十川』のアイヌ語説をめぐって
- 2017/08/19
- 14:08

【四万十川】 清流で有名な四国高知の四万十川の名がアイヌ語からきたという説がある。これは、明治生まれの物理学者、寺田寅彦氏が提唱した。寺田氏によると、『si-mamuta』 で 『甚だー美しい』 という意味だという。そこで、近所にある北海道立図書館に行ったおり調べてみた。ところが、4~5冊のアイヌ語辞典にあたったのだが、『ーmamuta』という言葉がどの辞書にも載っていな...
坂本龍馬と縄文人
- 2017/08/18
- 23:03

毎年盆には田舎に大勢の親戚が集まる。そこで、皆の近況を聞くのが楽しみの一つだ。ことし、甥の一家が転勤で東京から高知に住むようになったという。甥っ子の話によると辞令が出た際、正直なところ『エーッ高知!』といった心境だったようだ。しかし今は『高知、サイコー!』となっているそうだ。彼の話によると、『高知って日本じゃない。』とのこと。その南国的な植物相もそうだが、どうも人間も含めて『日本じゃな...
日航機墜落事故の謎 - 消えた男の子②
- 2017/08/15
- 16:51

数か月前に日航機墜落事故の際、自衛隊員に抱きかかえられた男の子について書いた。この男の子は左足に包帯を巻かれているのだから、少なくても救出時点で生存していたはずだというのが、主旨だった。この子はその後、行方知らずとなっている。信じられない事である。私はこの男の子を『吉岡秀倫ちゃん』と推定したのだが、その後『通りすがりの者』さんからコメントをいただいたので、その根拠を書いてみる。 まず短...
司馬遼太郎の『竜馬』と高度情報化社会
- 2017/08/08
- 20:10

司馬遼太郎の歴史小説は面白い。単に、歴史的な事実を書き連ねているだけではない。そこでは、人間が呼吸している。人間が生きている。だから、面白い。しかし、それらの人間は司馬遼太郎が生き返らせた人々である。司馬遼太郎のイマジネーションを通しての人間である。勿論、様々な資料を調べた上でのイマジネーションではあろう。でも結局歴史を語る時、人はこういった方法をとるしかないだろう。そうでなければ、...