北野大茶会の末裔?
- 2017/12/28
- 18:08

最近、ここ数十年来続けてきたモーニング・コーヒーを止めた。モーニング・コーヒーを止めて、モーニング抹茶にした。抹茶にもカフェインが入っているので、目を覚ます効果がある。また、抹茶に含まれるカテキンはコレステロール値や血糖値の上昇を抑制するようである。 私のモーニング抹茶は、当然作法無しである。ウドンを食べるドンブリに茶を点てる。抹茶は今はどこのスーパーでも売っている。茶筅はどうしようか...
『外向傾』について
- 2017/12/25
- 20:55

もう半世紀も昔のことになるが、私が中学生の時、道連のアルペンスキー合宿に参加させてもらったことがあった。その時、一人抜群に上手な子がいた。K君といって、後に全日本の滑降で優勝している。そのレベルは圧倒的で、タイムトライアルで一度スキーのビンディングが外れてしまったことがあったのだが、付け直して滑り、それでもトップのタイムだった。その滑りに対し、女性のコーチの一人が『ターンに入る時に上...
三浦雄一郎との握手
- 2017/12/22
- 19:27

テイネのスキーセンターで準備運動をしていたら、熊のように分厚い身体付きの人がノッシノッシと隣のスペースへ消えて行く後ろ姿が見えた。もしかしてあれは?と思ったところ、丁度そのスペースから人が出てきたので聞いてみた。果たしてそうだった。『三浦雄一郎』だった。私の憧れの一人である。小学校の頃からその著作に触れてきた。北杜夫の『どくとるマンボウ』シリーズのエッセイのように軽妙でユ...
『イーさん』のこと
- 2017/12/18
- 22:32

HNK大河ドラマの『おんな城主 直虎』が昨日最終回をむかえた。何か最期は拍子抜けする程あっさりしたものだったが、まあ1年間楽しませてもらった。 かつて私が一時勤めていた会社に、『イーさん』という方がいた。『イーさん』は私より5歳程年上だった。技術者で、機械関係の設計をしていた。私も必要にかられ我流でキャドで図面を引いていたのだが、時々基本的な事を教えてもらっていた。ところで、北海道で...
超緩斜面でのスキー感性の研磨
- 2017/12/17
- 12:31
昨日は緩い斜面での深曲りを練習をした。緩いといっても半端な緩斜面ではない。テイネスキー場でハイランドエリアとオリンピアエリアをつなぐ連絡コースである。殆ど平で、場所によっては真っ直ぐ滑るためにもストックでこがなくてはならない。でも、連絡コースとしては幅が広くとられており、平均7~8mくらいはあるだろうか?そこを、深曲りで降りてくる。殆ど真横への斜滑降となる。緩斜面なので簡単かというと...
懐石料理とスローモーション・スキーの楽しさ
- 2017/12/15
- 10:16

【懐石料理】 最近、スキーで斜面をゆっくり滑り降りることも楽しんでいる。ゆっくりといっても通常のゆっくりさではない。殆どスローモーションのように滑る。滑るスピードもゆっくり、動きもゆっくりである。傍から見れば、あのオヤジ何をやっているんだ?といったところだろう。それはそうだ。スキーの楽しみは普通そのスピード感にある。ところが意外なことに、スローモーション・スキーは...
スキー初中級者の『後傾』を否定すべきなのか?
- 2017/12/11
- 20:56

リフトに乗りながら、下を滑るスキーヤーの滑りを良く眺めている。そうすると、自分の感覚からすると殆どの人が『後傾』に見える。体軸がずっと山側にあり、踵荷重で滑っている。従って、切り換えでは山側への反動を捉えてピョコピョコ切り換える。ターン弧を描くというより、角付けの切り換えをしているだけである。非常に不経済な動きをしていると思う、一般的にこのような滑り方をする人を『初中級者』と言う。し...
スキーと様式美
- 2017/12/07
- 20:44

どうも最近スキーを滑っていると、『様式美』という言葉が頭をかすめる。一定の手順に従って、一定の動作を起すと、一定のターンとなる。勿論滑走状況は変化し、それに対応して動作も変化する。しかし、その基本的な動作は変わらない。身を自然法則に委ね、ある意味身を捨てて本質的な所作を繰り返す。その結果、キレイなシュプールが描かれる。ある種の『様式美』である。『一期一会』の『様式美』かもしれない。『...
弓道とスキーの極意
- 2017/12/02
- 12:17

先週末、高校時代の友人達10数名と会食した。大坂から一人札幌に戻ってきたので、お帰りなさい会だった。酔っ払いながら、二次会のススキノへ流れた。そこで近くに座った友人二人は、大学時代同じクラブに入っていたという話になった。弓道部だった。その弓道部でリーダー格のようだった一人が、弓道で一番肝心なものについて話した。それは『重力のライン』をまず感じ取るということだった。それが基準の『縦線』と...