『セテウスの船』と人間の本質
- 2018/06/30
- 14:11

『セテウスの船』という話がある。これはあるギリシャ神話に対する考察である。中々興味深い話なので書いてみる。 『アテナイは海で隔てられたクレタとの戦争に負け、その支配下に置かれた。敗戦の代償として、アテナイは3年おきに7人の青年と7人の娘を差し出さなければならなくなった。その若者達は迷宮に住む牛頭人身の怪獣ミノタウロスの生贄となった。そこで、アテナイの王子テセウスはその状況を打開すべく、...
ピラミッド建造の謎と霊視
- 2018/06/28
- 18:00

もう20年以上前のことだが、ちょっと趣の変わったエジプト番組をテレビで放映した。それは、霊能力者とされる人に古代エジプトの謎を霊視させるといった企画だった。『冝保愛子』という霊能力者が、エジプト考古学者の『吉村作治』氏の同行のもとエジプトを回った。そして、ピラミッドの前で冝保氏がピラミッド建造の謎を語った。冝保氏は『不思議な事に石が軽くなり、楽に建造出来た。』と言った。私は思った。重...
ピラミッドの『砕石ガラ』は省力工法か?
- 2018/06/25
- 20:39

最近、ピラミッドは結構乱雑に造られているのではなかろうかといった話がでている。ピラミッドは外見からは、石灰石のブロックを整然と積み上げて造られているように見える。ところがそれは外観だけで、内部は結構『砕石ガラ』みたいな充填材が使われているのではないかというのである。そういったものが、外部の隙間から観察できるという。そのようにして経済的に、そして工期も短縮したというのである。しかし、果...
『邯鄲(かんたん)の枕』と『黄粱夢 (こうりょうむ)』
- 2018/06/21
- 19:01

『あの世』の事を考えていたら、昔読んだある中国の故事を思い出した。『邯鄲(かんたん)の枕』である。邯鄲とは趙(しょう)の都であった。趙は紀元前3世紀頃の中国の王朝なので、この故事自体も古代から中国に伝わってきたものなのかもしれない。日本でも結構有名な話で、能の演目や落語のネタにもなっているため、聞いたことのある人も大勢いるのではないだろうか?改めて、話の内容を書いてみる。 『趙の時代に...
あの世の空間認識
- 2018/06/10
- 19:12

あの世とは、この世とはかなり感じが違うようだ。3次元ではないという。まあ、あの世がAIスパコンの内部のような世界だとしたらそうなのだろう。そこでは人間は肉体を失い、パターン化された電気信号みたいな存在となる。でも、この世での意識というものも、脳細胞の中でのパターン化された電気信号回路なのだろうから、たいして変わりはないのかもしれない。肉体が無いのだから、いつも夢を見ているような感じなのだろう...
霊魂の本質とAIスーパーコンピュータ
- 2018/06/09
- 12:21

【里沙さん】 【タエ】 【ラタ・ラジュール(イメージ)】 霊魂について考えている。稲垣勝巳氏の治療セッションにおいて、クライアントの里沙さん(仮名)がラタ・ラジュールというネパール人を呼び込んだ。ラタ・ラジュールは里沙さんの口を借りて、里沙さんが知るはずもないネパール語を語り始めた。この事によって、何等かの霊的なものが存在する事は証明されたと思う。つま...
9.11テロの真実/一人の愛国者の遺言
- 2018/06/03
- 13:04

【マルコム・ハワード】 昨年の夏、一人のアメリカ人が死の床についていた。79歳だった。彼は非常に強い愛国心の持ち主だった。その愛国心によって彼はある『仕事』を成し遂げた。しかし、その同じ愛国心のために自分が成し遂げた『仕事』が正しかったのか生涯悩み続けた。この『仕事』は秘密保持が義務付けられていた。契約書も交わされた。しかし、彼は、自分がまさにこの世に別れを告げる死の床において...
『記憶の総体=人格=霊魂』について
- 2018/06/01
- 19:23

先日、稲垣勝巳氏の里沙さん(仮名)の治療セッションの話をブログに書いた。そこで、里沙さんの前世とされる『ラタ・ラジュール』と名乗るネパール人男性が、里沙さんの口をかりて語り始めた。ネパール語を知るはずもない里沙さんの口からネパール語が語られた。この現象を超心理学では『真正異語』というそうだ。これは明らかに霊魂といった霊的エネルギーの存在の客観的な証明となる。そこで私は脳を含む肉体を...