八咫鏡の裏面に刻まれた古代ヘブライ文字
- 2019/05/13
- 05:49
【八咫鏡の裏面】
皇位を示す三種の神器の内の一つに『八咫鏡(やたのかがみ)』がある。
伊勢神宮の内宮で祀られている。
祭神とさせる天照大神が宿る『神代(かみしろ)』とされる。
これは持ち出すことは許されないようである。
先日執り行われた皇位継承の『剣璽等承継(けんじとうしょうけい)の儀』においても新天皇に受け渡されることはなかった。
これらの神器は天皇でさえ自由に見てはいけないことになっているという。
ところが、近代に入りこれを見たという人が二人いるようである。
その内の一人が『矢野祐太郎』という海軍技術将校で、大佐にまでなったエリートである。
基本的には理系の人間なのだろうが、強い霊感ももっていた。
その彼が恐らく歴史学者でもあった『三笠宮崇仁(たかひと)親王』の強い推挙があったのだろう、八咫鏡を見ることができたという。
彼は裏面の写しをとった。
それが、冒頭の画像である。
形は八つの花弁を持ったような『八稜鏡(はちりょうきょう)』という様式だったという。
中央に丸いラインがあり、その内側に二列にわたり何かの文字が刻印されていた。
丸の周囲にも二連の文字列があった。
後に青山学院の教授をしていた『左近義弼』(さこん よしすけ)という人がこの文字の解読をしている。
教授によると、中の二列は古代ヘブライ文字(私の調査ではその内のラシ書体)でユダヤの唯一神である『ヤハウェ』の言葉であるという。
その意味は『我は在りて有る者』。
旧約聖書において、神が自らの事をそう表現した。
丸の周囲の文字は古代ギリシャ文字のようである。
さて、問題は皇室の三種の神器の一つである『八咫鏡』の裏面にどうして古代ヘブライ文字が刻まれているかということである。
『八咫鏡』は天照大神が宿る『神代』とされる。
しかし、私は天照大神は卑弥呼だと考えている。
それについては伊勢神宮成立に関する私のブログを参照していただければと思う。
【天照大神は卑弥呼であるⅢ】
八咫鏡に宿っているのは卑弥呼である。
そして、卑弥呼の『荒魂』を鏡に封じ込めるために、ヤハウェの神の言葉が『呪文』として使用されているのである。
ここから先の話は私自身でも俄かには信じ難いのだが、ここまできてしまったので書いていく。
私は卑弥呼を『蛇巫(へびふ)』とした。
これは、蛇の霊を降ろし、憑依された状態で様々なお告げを伝える巫女である。
そして蛇神を狩猟採取を生活の中心においていた『縄文の民』の信仰の柱『山の神』の化身とした。
ところが縄文の信仰を遡っていくと、古代メソポタミアの信仰に突き当たるのである。
それも観念的なものではなく、遺跡からの具体的な発掘物として突きつけられるのである。
そういったわけで、『蛇巫』である卑弥呼の『荒魂』を封印するためには、ユダヤの神である『ヤハウェ』の強大な霊力が必要とされたのである。
ここまできてしまったので、次は縄文の信仰と、古代メソポタミアの信仰の関連について書いてみる。
そして、それは日本神道とは何かといった問題とつながってしまう。
【竹生島神社,蛇神】
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